見る前に跳ぶんだ

日々の雑考。方向性はこれから考えます。

【徹底比較】関東↔関西を一番安く移動する方法

今日は貧乏学生が如何にお金をかけずに関西から関東へ、また逆ルートで旅行が出来るか考察します。

 

今回は公共の交通機関について考えるので、①高速バス、②電車、③飛行機です。

 

この中で安く移動とするならまずは大まかにこの二つの原則で考えてください。

 

原則1:基本的に値段は需要と供給できまる

原則2:電車はこのルールにあまり縛られない

 

これです。

 

 つまり、高速バス、飛行機は値段が変動しますが、電車は少ないということです。

では前置きはこれくらいにして早速考察に入りましょう。

 

高速バス

価格(全て片道):2000円~10000円程度

所要時間:6~9時間

便利度:☆☆☆

 

バスの特徴は安いときは安いが買う季節やタイミングによって値段が激しく変動することでしょう。

まず、閑散期はとてつもなく安いです。4~6月、10~11月、1~2月くらいがここに当たります。こうした閑散期であれば、粘れば2,3日前に直前割引によって2000円を割る価格で購入することもできます。

 

しかし、この直前割引、これまでの経験ベースだと直前に10席程度の空席がないと発生しないので待ったのに安く買えない多少のリスクもあります。

 また、高速バスのいいところは便が色々あって、発着地、発着時間が比較的自由に選べる点です。

例えば新幹線だったら新幹線を降りた後、新大阪から目的地に移動しなければなりませんが、高速バスだったら難波行き、堺行きなど、大概、目的地に直通できるので非常に便利です。

 

 

一方で、金曜日、祝前日、大学生の夏休み期間である8-9月、3月は込み合っていることが多く、最低でも5000円から7000円はしますのでその点は注意したほうがいいでしょう。

 

 

電車

 

①新幹線

価格:10000~15000円

所要時間:2時間半程度

便利度:☆☆☆

 

お金さえあれば新幹線が一番便利なのは異論がないでしょう。

また、学生には【学割】があるんです。

これはあまり活用されていない方法ですが、学生は学校で学割証を発行すれば、2割引きで乗車券が買えるのです。特急券には割引が効かないので、そこまで大きな幅にはならないですが、1500円くらいは違います。 

また、こだま限定ですが、ぷらっとこだまを使えば更にお得に新幹線に乗ることが出来ます。閑散期は10000円程度で繁忙期もここから1000円くらいしか変わりません。

繁忙期は高速バスやLCCが高騰するので、こちらのほうがお得感が強いです。

 

www.jrtours.co.jp

 

青春18きっぷ

価格:2370円+α

時間:7~9時間程度

便利度:☆☆

 

青春18きっぷ

電車にはこんな裏技もあるんです!

耳にしたことがある人も多いと思いますが、これは期間限定でJRの鈍行が乗り降りがし放題になる切符です。

夏の発行分は7月下旬から9月上旬、春の発行分は3月いっぱい有効と、青春18きっぷの名の通り、高校生以下をターゲットとしている切符ですが、大学生や普通の大人が使ってもなんの問題もありません。

 

これは5枚一組、11850円で販売されているため、買うとき2370円という訳ではありませんが、あまりギリギリでなければ金券ショップでほぼ原価通りで買い取ってもらえるので、大丈夫です。また、最初から金券ショップで必要な日数だけ買い求める手もあります。

 

さて、本題として、これを使って関東と関西を行き来する方法ですが、これは二通りあります。

 

まず、通常の鈍行です。

関東⇔関西は古くから東海道という物流・旅客輸送の大動脈が通っており、鈍行といえど十分に便利です。

一旦関西から新快速に乗ると、米原→大垣→豊橋→浜松→熱海→東京と各ターミナル駅で次の区間への乗り継ぎがスムーズにできるダイヤになっているので、何時間も駅で待たされる事態にはなりません。

また、お金を使ってしまう、という意味で本末転倒かもしれませんが名古屋の味噌カツ、浜松のウナギ、富士山を望む世界遺産三保の松原、焼津のマグロ、熱海の温泉など、要所要所でおいしいものや駅近の観光スポットもあるので、のんびりと丸一日使って移動するのも悪くない選択肢です。

 

そして他方は「ムーンライトながら」という選択肢です。これは夜行列車で、鈍行の乗車券(つまり18きっぷ)と座席券500円で乗れます。ちなみに座席券は要予約です。

下りは東京を23時過ぎに出て6時前に大垣着、上りは23時前に大垣を出て5時過ぎに東京着です。

 

この電車は結構人気で、1,2週間前に座席券が売り切れてしまうことはしばしばですが、個人的に、関東⇔関西の移動ではあまりお勧めしません。

なぜなら、青春18きっぷ以外にも微妙な経費がかかってしまうからです。

上記で説明した500円とともに、青春18きっぷのルールでは、1日分は0時から24時で有効となるので、23時てしまうと、そこからの1時間は別途に切符が必要になってしまうからです。更に、上りは24時を過ぎるのが豊橋となってしまうので、京都・大阪からそこまで行ってしまうと、普通に切符を買っても2300円を超えるので、結果として18きっぷを2枚消費させられることになります。

この電車は早朝に目的地につくことで、関西のその先、もしくは東京のその先を目指す場合には節約効果も大きいですが、関西⇔関東間であればトータルの値段をしっかり吟味してから考えたほうがいいと思います。

 

 

 

 

飛行機

価格:5000円~15000円 

所要時間:50~70分(空港間)

便利度:

 

一見高いと思われがちな飛行機ですが、場合によっては新幹線より安いです。

ANAJALでさえ45日以上に取ると片道1万円を切る切るケースさえ出ています。

そしてLCCは閑散期であれば高速バスより安いこともあり、新幹線とも比較にならないくらい安いです。

フライト時間も1時間を切る便もあり、時間の面でも優位があります。

 

しかし、ネックは空港のアクセスです。東京、大阪ともに空港のアクセスは非常に悪いだけでなく、空港までのバスや電車は概して高いです。

また、LCCはほとんどが関空⇔成田で、どちらも都心から1時間以上かかるため、場合によってはすごく不便になる場合があります。更に、飛行機はこうした安い便では予約の変更やキャンセルが出来ないだけでなく、不測の事態でフライトがキャンセルになった場合も保証がなかったりします。

そうした点で利便性は低いです。

 

ちなみに、こういった中でおすすめのエアラインはスターフライヤーです。

速く予約すると片道8500円程度で関空⇔羽田で跳べますし、機内は値段に反して高級感にあふれ、USB充電や飲み物のサービスもあります。

 

 

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以上、交通手段の比較でした。

参考になれば光栄です!

 

18きっぷの旅は実際にしてみたので、近々また記事書きますね。