見る前に跳ぶんだ

日々の雑考。方向性はこれから考えます。

【17卒に告ぐ】夏インターンは行ったほうがいいぞ!

そろそろ夏休みが近づき、暑さも増してきましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 

さて、今日は夏インターンの是非と就活についての情報を少々考察します。

まず、率直に、夏インターンは行ったほうがいいです。

 

選考が有利になる

まずはこれでしょう。

これは会社によりますが、半分くらいのインターンは選考につながってくると考えていいでしょう。

 

インターンとは「就業体験」です。

日本ではここから採用につなげる文化はあまりありませんでしたが、

ここでいいパフォーマンスを見せた学生を会社が採りたいのは自然です。

面接なんかよりその学生が会社にフィットするかどうかよっぽどわかるからです。

 

これは経団連に禁じ手とされていますが、裏では春からの選考で実質優遇されたりすることは珍しくないです。

優遇度合いは選考に関する情報を早めに受け取れるようなものから、一、二次面接が免除になるもの、ひいては、そのまま内定をもらえるケースも存在します。

なので選考が有利になるインターンに参加することは就職活動全体に対して有益です。

 

また、これは次のポイントにもつながってきます。

 

友達作り / 情報収集

就職活動に際して、特に、夏解禁となった現在の制度下では、情報収集は思っている以上に重要です。

 

「なにを、リクナビがあるからそれでいいじゃないか!」

 

という声が聞こえてきそうですね。

 

しかし、これがそうでもないんです。

例えば、今まさに進行中の16卒の就活では夏解禁となり、経団連の憲章を批准した大手企業は8月1日まで面接はご法度なはずでした。

ところが蓋を開ければ、半分くらいの会社は「面談」という形をとって例年通り4月から実質内定を出し始めています。

 

こういう重要な情報はリクナビには出ません。

そういわれてみれば当たり前ですよね。

経団連のルールを実質破ってる訳ですから。

 

こうしたいわゆる「大人の事情」はマス向けの情報では決して取れません。

なので、ここがいいたいのですが、インターンで「コネ」を作るのは非常に重要です。

 

インターンで知り合いになった友人は、その会社を受けようと受けなかろうと、情報源として非常に重要です。

インターンに参加している学生は総じて就職活動に対するモチベーションが高く、今後もちゃんと就職活動していく学生が多いです。

 

なので、こうした学生と繋がることで、今後もリクナビでは取れない有益な情報がとれる可能性が高いです。

さらに、有益な情報を取れるのはインターンで作った友達だけでなく、会社の人事の人も同じです。

 

また、就職活動はメンタル的に辛いことが多いですが、インターンで同じ苦楽を味わった友人、同じように就職活動をがんばる友人と励ましあえるも利点の一つでしょう。

 

この際の注意点ですが、やはり1dayではこうした濃い関係性を築くのは難しいです。

3-4日、できれば一週間くらいできるものがいいんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

バイト代わり

例えば、外資コンサルタントDeNAリクルートなど、いわゆるトップ企業の中にはインターン中の給与を支給するところも少なくありません。

インターンをやったせいでバイトができない、お金がない、という悩みを持つ必要がありません。

 

また、こうした会社はお金を出しても優秀な人材を確保したい会社です。

簡単に参加できるわけではありませんが、上記の通り、選考で有利になったり、優秀な学生と知り合えたりと利点は少なくありません。

 

是非、チャレンジしてみるといいと思います。

 

 

 

失敗できる

 

これが一番重要かもしれません。

面接は「落ちるもの」です。

 

確かに面接で落選すると自分が否定されてるようになって辛いこともありますが、普通に考えたら落ちるもんなんです。

 

野球の打率と一緒です。

 

「落ちることはある」

 

こう割り切れることが重要です。

しかし、本番でいきなり全部落ちても取り返しがつきません。

 

なので、

 

面接でどういうことが問われるのか、を知っておくこと。

落ちても反省はするけど後悔はしない、落ち込まない姿勢を身につけること。

 

インターンの選考に参加することで、正しい「落ち方」を知っておくのは重要です。

 

 

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どうでしたか?

以上、参考になれば光栄です。

 

また、就職活動に関するアドバイスを一点するなら、就職活動のみに専念しないということでしょう。

 

夏解禁に伴い、就職活動は更なる長期化の様相を呈しています。

 

就活のみに長期間専念してしまうと、精神的に疲弊するだけでなく、就活特有のテクニックだけが身につき、重要な自身の中身を高めていくチャンスを失われてしまう可能性があります。

 

サークル、部活、バイト、勉強、学生団体、なんでもいいんですが自分の純粋なモチベーションで頑張ることによって身につく人間的な素養、能力こそが就活において違いを作ります。

 

就活を早くから行うことは非常に重要ですが、それと平行して何かに本気で取り組み、学びを得ることはもっと重要です。

 

その両立が難しいのは重々承知していますが、マルチタスクの能力自体、社会人になってから求められることでもあるので、この段階でしっかりやりきることは非常に有意義だと思います。

 

応援しています。

 

頑張ってください!