スイス留学日記② 春の訪れとセクセロイテン
4月も中盤を迎え、ようやくチューリッヒでも春の陽光を拝めるようになってきました。
最近は近所の牧場で牛が外に出るようになってむしゃむしゃと草を食んでいます。
あと、最近気づいたんですがチューリッヒは町の中心から空港まで近いため、晴れていると飛行機雲がきれいな幾何学模様になります。
なかなかきれいですよね。
ところで先日、こういった春の訪れを祝うお祭りがありました。
Sechseläuten / セクセロイテン
火のお祭りです。
いつもはこじんまりとしているチューリッヒの街もこの日ばかりはまるで休日の渋谷のよう。
ちょっと戸惑いましたw
このお祭り、面白いのは様々な衣装を着た集団がいること。
上の写真にはイギリス風の兵隊さんが写っていますよね?
じつはこの衣装、それぞれの所属する「ギルド」を示しているそうです。
ギルドってなんかRPGっぽくてかっこいいw
これはもともとは商工会の集まりだったらしく、様々な職業集団が当時のままの衣装やギルドの旗などを持ってマーチングバンドともに街を歩きます。
アラビアの服着てる人までいて驚きました。
なんの職業なんでしょうね?
そしてここからが本番!
雪だるまを燃やします!
これが思った以上の大迫力!
冬の象徴、雪だるまさんには派手に散ってもらいます!
ちょっとかわいそうだけど^^;
実はこのゆきだるまさんが退場するまでの時間というのが夏を占っているそうです。
これが短ければカラッ晴れる日が多い、過ごしやすい夏。
これが長ければじとじとと雨が多く寒い夏になるそうです。
今年は例年通り、約20分、とのことでした。
こうしてチューリッヒの冬は終わりを告げました。
ところで、短期留学ももう半分。
夏までここにいられないと思うとかなしいなぁ。