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就活基礎知識 : 合同説明会の利用の仕方三つ

さて、いよいよ3月を迎え、就活が解禁になりましたね!そして、就活と言えば合説、就活生の多くは、まず合同説明会にするのではないでしょうか?
今回は初期の就活生がしがちな誤解を取り上げながら、合同説明会との正しい付き合い方を教えます!


説明は聞かなくていい

いきなり、とんでもないことを言い出しました。説明会なのに、、、。

いや、でもこれは自信をもって言えます。なぜなら、合同説明会で得られる情報の90%以上は企業の新卒採用のページ、そして上場企業ならIRのページに乗っているからです。

なら、なぜわざわざ企業は人事が休日出勤してまで合同説明会に参加するのでしょうか?

それは学生の認知度をあげるためです。
つまり、学生が初めて名前を聞くような企業、(特にBtoB)を知るきっかけを作ることが目的であって、そこでしか聞けないようなお得な情報とかは特にありません。初めて会うやつなんかにそんなこと教えられませんよね?

なので、学生側としても、「面白い企業と出会う」ことを目標に、肩肘張らずに参加しましょう。




質問はしなくていい

これもありがちですが、一番前に座ってすげぇハキハキと質問する学生がいますよね?これ、なんの意味もありません。説明会の段階では学生は企業なら見たらあくまでも"one of them"であり、個々を認知されてはいません。なので、当然、選考にプラスになることはありません。そして、相手が人事、かつ大勢の前、というシチュエーションでは当たり障りのない答えしか期待できず、あまり意味がありません。本当に有効な情報を得たければ、人事以外の社員に直接質問しましょう。これは次の項で説明します。



名刺を持ち帰れ!(上級編)

こちらは上級編です。まず、名刺を用意しましょう。大体、学校の生協とかで作れるはずです。そして、説明会に参加します。この時、周りを見回して見ましょう。おそらく、説明している人以外に社員さんが何人かいるはずです。この人たちの雰囲気をよくみてよさげな人に目星をつけておきましょう。

そして、説明会が終わった瞬間にその人のところに向かい、なんでもいいので何か質問しましょう。そして話が切れたところで「本日はありがとうございました、また御社のことについてお話聞かせて欲しいです」的なことを言って名刺を渡します。

すると。相手も名刺を渡さざるを得ないんですね。これで、あなたは人事のバイアスを介さず、会社の本当の姿や採用情報を得るコネクションを得たわけです。

就活において、人事を介さない情報というのは非常に重要です。
なぜなら、人事は会社をよく見せることが仕事であり、発信する情報がかなり制限されていたり、デフォルメされていたりするからです。

とは言っても、中々、普通の学生がOB以外の社会人にコネクションを持つのは難しかったりしますよね?なので、こういった就活イベントを通して、思いきって人脈を広げてみましょう!一人繋がれば、あとは紹介をお願いて芋づる式に広げられるはずです。

そして、名刺をもらったら、家に帰るまでにお礼のメール、そしてできればOB訪問のアポを取りましょう。

名刺をもらっても連絡しないのでは宝の持ち腐れです。また、遅くなると相手も自分のことなんかすぐ忘れてしまいます。連絡は説明会が終わってから早ければ早いほど印象がよくなるので、出来るだけ早くメールしましょう。

以上、参考になりましたでしょうか?
皆さんが合同説明会を有効に活用してくれたら光栄です!